阪神電気鉄道、阪急阪神不動産、阪急阪神ビルマネジメント(いずれも大阪市)の3社は、阪神本線・千船駅の高架下商業施設(「千船阪神ビル」「アバリーナ千船」)の大規模リニューアルを完了、施設全体を「アバリーナ千船」として6月27日にオープンする。
施設を構える土地は、1978年の阪神本線・大物〜姫島間の高架化工事完成後、1979年に千船駅高架下北西側部分に「千船阪神ビル」(市場)が、1986年に同南東側部分に「アバリーナ千船」(ショッピングセンター)がそれぞれ開業し、地域の生活拠点として親しまれてきた。
今回のリニューアルでは、食品スーパーマーケット「イオンフードスタイル千船店」を始め、美容室、ファストフード、飲食店など、日常生活に役立つ14店舗が新たにオープン。既存店舗と合わせて20店舗となる。
環境面では、照明演出やナチュラルテイストの素材使用により、明るくにぎわい感のある空間を創出。加えて、2階の駅改札コンコースから商業エントランスまでを一体的な空間とし、館内の2カ所に緑が印象的なレストスペースを設けるなど、心地良い空間への導入も演出した。
阪神電気鉄道は「『新しさの中の変わらぬランドマーク』をコンセプトに、『昔からあるもの』や『住まう人々とのつながり』を大切にしながら、地域の活性の場として生まれ変わるアバリーナ千船にご期待ください」とコメントしている。
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