日本郵政グループとJR東日本グループは、6月28日から駅構内の多機能ロッカー「マルチエキューブ」で宅配便「ゆうパック」が受け取れるサービスを開始する。再配達の負荷を低減し、物流2024年問題へ取り組む狙いだ。
両社は2024年2月21日に、社会課題の解決に向けた協定を締結。6月5日には、新幹線で荷物を輸送するサービス「はこビュン」とゆうパックによる、農産物輸送の計画を発表するなど、連携の強化を進めている。
ゆうパックの受け取りサービスは、蓮田駅(埼玉県蓮田市)、幕張駅(千葉市)、日暮里駅(東京都荒川区)などの首都圏の15駅で開始する。対象となる駅は順次拡大予定。
また、発送機能の実装についても、検討を進めていくという。
両社はその他、産直フェアやグッズ展開、まちづくりなどで連携。「社会課題の解決に貢献するための連携施策について、引き続き検討を行い、推進していく」としている。
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