また、直接ぶつかり合っていない周囲の人がどのように動くかも重要です。周囲の人が積極的に第三者的な立ち位置から、議論を建設的にするための介入を行なうとよいでしょう。
「これは○○ってことですね?」【要約】
「確かに、長期的な視点で見ると○○さんの意見は重要ですね。反対に、目の前のことを解決するには△△さんの意見も一理ありますね」【整理】
――などと、時には潤滑油となるような発言をするとよいでしょう。
このように対立・葛藤を超えるチームワークを発揮することができると、チームの創造性は飛躍的に高まります。葛藤・対立を生かすことは決して簡単ではありませんが、今回紹介したさまざまなアクションを少しずつ積み上げることで、葛藤・対立しても大丈夫だという心理的安全性の高いチームに近づいていくことができます。これはとてもチャレンジしがいがあるテーマなのです。
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