生成AIでデジタル戦略はこう変わる AI研究者が語る「一歩先の未来」
【開催期間】2024年7月9日(火)〜7月28日(日)
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【概要】元・東京大学松尾研究室、今井翔太氏が登壇。
生成AIは人類史上最大級の技術革命である。ただし現状、生成AI技術のあまりの発展の速さは、むしろ企業での活用を妨げている感すらある。AI研究者の視点から語る、生成AI×デジタル戦略の未来とは――。
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は6月21日の株主総会で、人類の知能の1万倍の知能を持つ「ASI(人工超知能)」の時代があと10年前後で訪れるとの見方を示し、SBGの使命として「ASIを活用しながら人類の圧倒的な進化に貢献したい」と述べた。
孫会長は、これまで人類のような知識を持つAGI(汎用人工知能)の世界が10年以内にくると話していたが、3〜5年以内の早期に実現するとの見方を新たに示した。
ASIの実現で中心となるのが英半導体設計大手Arm(アーム)で、AI普及で重要な役割を持つデータセンターや、携帯端末や自動車、ロボットなどにもアームが設計した半導体が活用されていくという。ASIの世界では手足となるAIのロボットの開発などグループの総力を挙げて行うが、莫大な資金が必要とし、技術面も含めて他社との連携を積極的に検討する考えを示した。
孫会長は、米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)の買収や米OpenAIへの出資を過去に検討したことがあることも明らかにした。OpenAIについては、1兆円の出資を検討していたが、最終的にOpenAIがMicrosoft(マイクロソフト)との提携を選択したと説明。「逃した魚はほかにもいっぱいある」と語った。
NVIDIAに買収や合併を持ち掛け実現しなかった経緯を語り、Armとどちらかを買収する機会が再度あれば、「1秒も迷わずArmを買う」とも話した。
AI向け半導体の新会社の設立報道を巡り、「ASIで人類の進化に貢献する」というゴールについて「腹をくくった」としつつ、方法論は「競争もあり、早め早めに手の内をさらさない」と述べるにとどめた。
自社株買いについては、「いつでもやる用意はあるし、やらないかもしれない」として明言を避けた。米アクティビスト(物言う株主)ファンドのエリオット・マネジメントがSBG株を取得し、自社株買いを働きかけている。
非公開化についても問われた孫会長は、「何度も考えた」とした上で、「実力よりもはるかに株価が安ければ、これからもあるかもしれない」との認識を示した。
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