丸亀製麺の新スイーツ「うどーなつ」が100万食突破 「うどん弁当」上回る売れ行き想定の約2倍

» 2024年07月02日 17時26分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 丸亀製麺(東京都渋谷区)は、6月25日に発売した「丸亀うどーなつ」が6日間で累計販売数100万食を突破したと発表した。

 2021年4月の販売から約3年で累計販売数4200万食を超えたヒット商品「丸亀うどん弁当」や、2023年5月に登場した「丸亀シェイクうどん」の累計販売数(6日間)は約50万食だったため「それらをさらに上回る、約2倍の売れ行き」だという。

「丸亀うどーなつ」が発売から6日間で累計販売数100万食を突破(出典:プレスリリース、以下同)

構想約3年で誕生した丸亀製麺のスイーツ

 丸亀うどーなつは、構想から約3年にわたって試作を繰り返した末に誕生した新メニュー。丸亀製麺のうどんの特徴である“もちもち”の食感を生かし、うどんを食べた後の甘味や小腹がすいたときの間食、ほっと一息つきたいときのおやつとして楽しめる商品となっている。

うどんから生まれた“もっちもち”の新食感ドーナツ
原材料にうどんを30%以上

 生地のベースには丸亀製麺のうどんを使用し、うどん同様に1つ1つ店舗で手作りしている。

 ラインアップは「きび糖味」「やみつきカレー味」の2種類で、価格は5個入りで各300円。プレーンの丸亀うどーなつに自身で味付けをするスタイルで、その日の気分に合わせて味を選べるようにした。

さとうきびのまろやかな甘さが広がる「丸亀うどーなつ きび糖味」(左)と、複数のスパイスにフライドオニオン、ガーリックの旨みを加えた「丸亀うどーなつ やみつきカレー味」(右)

 発売後は顧客から「もっちもちでおいしかった!」「おやつ感覚で食べられ、値段も5個入りで300円は安い」「自分でパウダーを入れてシャカシャカするから楽しいしおいしい!」「食感がよく、きび糖味もやみつきカレー味もどちらもおいしい」などの声が寄せられ、完売となる店舗もあったほど。現在は1人3袋までの購入制限を設けている。

 同社は「うどんのドーナツ」でつくる新感動体験で、間食ニーズを喚起したいとしている。

丸亀製麺のうどんを使用し、うどん同様に1つ1つ店舗で手作り

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