現在、副業を行っている人はどの程度いるのか。パーソルイノベーション(東京都港区)が調査結果を発表し、5月時点で「直近半年で副業を行った」と回答した人の割合は38.3%だった。2023年5月(35.6%)と比較して、2.7ポイント増加した。
2023年と2024年の5月時点で副業意向があると回答した人の推移を見ると、男女とも20代で減少した。20代男性は21.6%から19.4%へ、20代女性は25.0%から21.6%へと変化した。一方、30〜40代では微増した。
副業を実施した理由の1位は「自由に使えるお金を増やしたい」(44.4%)。2022年5月に調査を開始した以来、最多となった。経験者が回答した、副業の平均月収推移を見ると、2022年5月時点で26.3%いた「30万円以上」の層が減少。5月時点では過去最低を更新する12.9%だった。
5月1〜5日にインターネットで調査した。対象は企業に勤める、全国の20〜40代男女668人。
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