働く場所の重要度、年々増加中 26年卒の8割弱が「転勤有無で志望度変わる」

» 2024年07月06日 08時00分 公開
[季原ゆうITmedia]

 転勤の有無は、就職活動の志望度にどのような影響があるのか。学情(東京都中央区)が2026年3月に卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に実施した調査結果を発表し、転勤がない場合、企業の志望度が上がると回答した割合は8割近くに達した。

photo 転勤に関する調査結果(出典:写真AC)

 「志望度が上がる」と回答した人は51.6%で、「どちらかといえば志望度が上がる」と回答した人は26.5%だった。「転勤がない方が具体的なライフプランを設計しやすい」「地元、家族の近くで働きたい」といった声が挙がった。

photo 就職活動において、転勤のない企業は志望度が上がるか(出所:プレスリリース、以下同)

 勤務地や転勤の有無について「最優先で重視する」と回答した人は23.3%で、前年の調査から3.9ポイントの増加となった。「最優先ではないが重視する」(64.6%)と合わせると9割近くに達し、多くの学生が働く場所を重視していることがうかがえる。

photo 就職活動において、勤務地や転勤の有無をどの程度重視するか

 6月5〜17日にインターネットで調査した。有効回答数は748件。

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