出社 VS. リモート 入社意欲が上がる勤務スタイルは?26年卒750人に聞いた

» 2024年07月10日 08時00分 公開
[サトウナナミITmedia]

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 フルリモートや居住地自由といった、出社しない働き方を前提にする企業が一般的となった一方、最近ではオフィス回帰の動きも見られている。そのような中、2026年卒の学生は「勤務形態」をどのように捉えているか。学情(東京都中央区)が調査を実施した。

photo 学生が希望する勤務形態は?(ゲッティイメージズ)

出社 VS. リモート 学生が望む勤務スタイルは?

 「出社」の機会がある企業について、「志望度が上がる」とした人は19.5%だった。「どちらかと言えば志望度が上がる」とした34.6%と合わせると、約半数に上る結果となった。

 回答者からは「出社していると、直接フィードバックを得る機会が多く、やりがいがより感じられそう」「直接顔を合わせて社員同士でコミュニケーションをとることに魅力を感じる」「出社することで仕事とプライベートの境界がはっきりすると思う」「社員同士が連携しやすく、仕事の生産性が上がると思う」といった声が寄せられた。

photo 「出社」の機会がある企業の志望度(学情調べ)

 一方で、「出社」と「リモート」の勤務形態を組み合わせて働ける企業について「志望度が上がる」とした人は51.1%を占めた。「どちらかと言えば志望度が上がる」とした35.3%と合わせ、約9割が出社とリモートを組み合わせた働き方を希望していることが分かった。

 回答者からは「勤務形態の選択肢が多いと、フレキシブルな対応をしてくれる企業だと感じる」「対面でコミュニケーションをとる必要がある業務は出社で、1人でもこなせる仕事はリモートで行いたい」「出産や育児などの理由で、出社が難しい場合にリモートを利用したい」といった意見が集まった。

photo 「出社」と「リモート」を組み合わせて働ける企業の志望度(学情調べ)

 調査は、6月5〜17日にインターネットで実施。2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象とした。有効回答数は748件。

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