地方公務員の入職後ギャップを調査しました。実際に働く職員たちのクチコミを見ると、今の制度のままでは人材確保が難しいのではと危機感を覚える様子が伝わってきます。その一部を紹介します。
「人的資本にもっと投資すべき。公務員であっても評価制度を明確にして、職員の士気を高めないともったいない。優秀な人が疲弊してしまう今の仕組みを変えるべき」(福祉課、女性)
「年功序列の体系を崩したくないことは分かるが、実力主義を取り入れていかないと若手の給与は上がらないし、優秀な人材を集めることができないのではないか」(事務職、男性)
人材獲得競争が熾烈(しれつ)化する中で、公的機関であるという「安定」だけでは人材を確保できなくなっています。多様なキャリアを能動的に選択していく時代において、地方自治体の採用においても柔軟な変化が必要なのではないでしょうか。OpenWorkでは今後も公務員の働き方に注目し、調査・分析していきます。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
月2回の当日欠勤でクビって言われました。不当解雇になりますか?
優秀な若手がどんどん辞めていくが、「社内運動会」をやっても防げないワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング