髙島屋(大阪市)と東神開発(東京都世田谷区)は9月21日、2023年秋から実施している「柏髙島屋ステーションモール」の大規模リニューアルに伴い、新館10、11階に柏駅直結の複合型コミュニティスペース「BeARIKA(ビーアリカ)」をオープンする。
百貨店ゾーンでは、9〜10月中旬に本館地下1階食料品フロアとS館3階コスメフロアのリニューアルも予定している。
同店は1973年の「髙島屋柏店」開業を皮切りに、1979年には専門店ビル「ローズタウン」がオープン。1992年の全面改装を経て、髙島屋柏店を核とした「柏髙島屋ステーションモール」として誕生した。2008年には新館開業に伴う大規模リニューアルを実施し、営業面積5万平方メートルを超える大規模ショッピングセンターが完成した。
2023年秋から実施している大規模リニューアルでは、地域住民から要望の多い食品専門店を加えた一大食品ゾーンなどを構築。「本館」に百貨店機能を集約して利便性を高め、2024年春からは約31店舗が順次オープンしている。
9月21日にオープンするBeARIKAは、「新しい可能性のありか。そして、そんなのありか!」という発見が生まれ続ける柏の街の居場所を目指す複合型コミュニティスペース。
新館10階にはオープンスペースとレンタルスペースを設け、オープンスペースはカフェチェーン「ドトールコーヒーショップ」併設で広さ132平方メートルのスペースを誰でも自由に活用できる。
レンタルスペースは最大120人まで収容可能な「ホール」、大型の鏡壁面を備える「スタジオ」、キッチンカウンターを設置した「キッチン」、小規模イベントに適した「ポップアップ」など、さまざまな用途で利用できるスペースを用意した。
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