Skyfall(東京都港区)は、社会人1〜2年目の正社員(20〜25歳)を対象に「就活・就職・離職」に関するアンケート調査を実施した。その結果、若手社員の半数以上が新卒入社後、職場にマイナスなギャップを感じており、特に不満を持っているのが「給与の低さ」であることが分かった。
若手社員が就活時、思い描いていた理想の職場については「人間関係が円滑」(51.4%)が最多となった。「給与が高い」(48.7%)や「休暇が取得しやすい環境」(44.6%)を上回った。
初めて入った企業の入社後に感じたマイナスのギャップについて、全体では「マイナスなギャップを感じたことがある人」は54.4%と半数を超え、そのうち「転職を考えるほど大きなギャップを感じた」という人は16.0%となった。
初めて入社した企業の悪かった点について、転職経験の有無に限らず「給与が低い」ことに不満を持っている人が多いことが分かった。
転職経験のある社会人2年目と、ない社会人2年目の人とでどのような違いがあるのだろうか。「上司に相談しづらい」「人間関係が円滑ではない」と答えたのは、転職経験のある人がいずれも17.4ポイント多かった。「休暇取得がしづらい環境」で15.9ポイント、「若手の意見が通りづらい」で13.9ポイント、転職経験のある人が上回った。
給与の不満を抱えている人が多いものの、実際に転職する若手の特徴として人間関係に悩む人も多いことが分かった。早期離職者の多くは、人間関係において入社後に理想とのギャップを感じ退職している様子がうかがえた。
調査は6月14〜17日、全国の社会人1〜2年目(20〜25歳)の正社員の男女を対象に、LINEリサーチで実施した。有効回収数は1000サンプル。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング