ファミリーマートは9月18日、KADOKAWAが運営する文化複合施設の「ところざわサクラタウン」に「ファミリーマートところざわサクラタウン/S店」をオープンする。コンビニエンスストアとしての機能と、文化芸術による地域振興を目的としたコミュニティスペースを備えた新しい形の店舗として展開する。
新店舗は、通常の機能に加え、KADOKAWAが運営する文化芸術による地域振興を目的としたコミュニティスペース「むさしのもん|Musashino Mon」を併設する。来店者が休憩しながら武蔵野の文化を学べる場所にするという。
同スペースのデザインは武蔵野図屏風から着想を得ており、国産木材を使用して草原から雑木林へと変遷する武蔵野台地を表現した。武蔵野の文化を紹介するパネル展示やワークショップなどの開催を予定している。
店舗は本棟3階に位置し、営業時間は午前9時30分〜午後6時30分。食品や飲料の販売のほか、マルチメディア端末での各種サービス、宅配サービス、コンビニATMなどを提供する。
ところざわサクラタウンは、KADOKAWAが2020年11月にポップカルチャーの発信拠点として埼玉県所沢市に開業した大型文化複合施設で、書籍製造・物流工場やKADOKAWAの新オフィス、イベントスペース、ショップ、レストランなどを備えている。
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