ITエンジニア、最も平均年収が高い職種・開発言語は? ビジネストレンドを反映する結果にパーソルキャリア調べ

» 2024年08月26日 11時05分 公開
[ITmedia]

 パーソルキャリア(東京都千代田区)は8月23日、ITエンジニア職における年収データに関する調査結果を公開した。

現在、最も稼げるスキルとは?(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

 同調査によると、ITエンジニア職全体の平均年収は532万円、転職求人倍率は11.06倍、転職希望者数は約4万3000人であることが分かった。

ITエンジニア職全体の平均年収、転職求人倍率、転職希望者数

 2024年のデータにおいて、平均年収が最も高い職種は「ITコンサルタント」(平均年収723万円)で、2位は「プリセールス」(同680万円)、3位は「データサイエンティスト」(同617万円)という結果となった。

ITエンジニア職における、職種、開発言語、ミドルウェア別の平均年収TOP3(提供:パーソルキャリア、以下同)

 開発言語別で分析すると、最も平均年収が高い開発言語は「R」(656万円)という結果に。以降「Delphi」(652万円)、「ABAP」(642万円)と続いた。

開発言語別の平均年収(1〜10位)

 調査結果を受けて、パーソルキャリアの石川悟氏(HR_Forecaster部 ゼネラルマネジャー)は「AI・機械学習やデータによる経営課題の解決・DX推進など、近年のビジネストレンドが年収ランキングに大きく反映されている」と考察する。

 本調査は、パーソルキャリアが運営するサービス「HR forecaster」を用いて、転職サービス「dodaエージェントサービス」が保有する転職希望者データを統計化して算出した。

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