NTTドコモが運営するモバイル社会研究所は、スマホ・ケータイ所有者のメディア利用動向について調査を実施した。週1回以上アクセスし、日常的に生活情報(趣味やお買い得情報など)を得ているメディアは「テレビ」(43.7%)が最も多かった。
2位は「Webサイト・アプリ」(41.7%)、3位は「SNS」(39.8%)だった。2014年に46.5%が日常的に生活情報を得ていた「新聞」は、2024年は17.0%まで減少している。この10年での低下が著しい。
年代別に見ると、10〜30代では「SNS」が最も多かった。特に20代は、約7割が「SNS」から生活情報を得ている。40〜50代は「Webサイト・アプリ」の利用が多く、60〜70代では「テレビ」の割合が半数を占めた。
次に、どのようなSNSから生活情報を得ているかを聞くと、最多は「Instagram」(38.1%)という結果に。「X」(35.9%)、「TikTok」(22.4%)と続いた。2023年と比べてみると「Instagram」「X」「Facebook」の割合が増えている。
年代別に見ると、10〜20代、40代の4割が「Instagram」から生活情報を得ていることが分かった。特に30代では約5割が「Instagram」を利用。他の年代よりも多い割合となった。10〜30代の約4割が「X」を通じて生活情報を得ていた。
調査は1月に、インターネットで実施した。調査対象者は全国に居住する15〜79歳の男女6440人。
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