ローソンは徳島県と連携し、大規模災害で停電が発生した際にも使用可能な非常用コンセントを8月29日から設置する。同県からの要請に基づき、非常用電源スポットとして開放し、無償で提供する。ローソンがこの取り組みを行うのは全国で初。
非常用コンセントを設置するのは、ローソン徳島国府町早淵店。同店舗には太陽光発電設備があるため、大規模災害が発生して周囲が停電した場合でも電力を供給でき、携帯電話などの充電が可能だという。徳島県内のローソン店舗(133店、2024年7月末時点)の約6割に太陽光発電設備を設置しており、今年度中にあと7店舗への非常用コンセントの設置を目指す。
本取り組みは、2023年12月に徳島県とローソンが締結した「包括業務提携に関する基本合意書」における提携事項である「災害時における応急対策に関すること」「GXの推進に関すること」に基づくもの。同県は今回のコンセントについて「すだちくんコンセント」として認定するとともに、SNSや公式Webサイトで情報発信することで地域の防災力向上を図るとしている。
【2024年8月29日午前11時、徳島県内のローソン店舗における、太陽光発電設備設置状況に関する記述を訂正しました】
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