管理職として働く社員・元社員が、「自社をおすすめできる」と評価する企業はどこか。働きがい研究所(運営:オープンワーク)が調査した結果、ランキングの1位は「アマゾン ウェブ サービス ジャパン」であることが分かった。
調査は管理職の社員を対象に、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」へ会社評価レポートを投稿する際、「この企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思うか」という質問に0〜10点で回答し、その数値を集計。ランキングを作成した。
1位にランクインした「アマゾン ウェブ サービス ジャパン」について、働きがい研究所は「アマゾングループが掲げる『Our Leadership Principles(OLP)』は、チームを持つマネージャーであるかどうかにかかわらず、全員がリーダーであるという考えに基づく16項目の行動指針で、採用においても重視されているようだ」と分析する。
「クチコミからは、社内にOLPが浸透していることがうかがえ、役職や部門を越えてチームワークを発揮できる環境があることが分かる」(働きがい研究所)とコメントした。
2位は「日本マイクロソフト」がランクイン。「2014年にマイクロソフトのCEOに就任したサティア・ナデラ氏。マイクロソフト再興の立役者であるナデラ氏が行った文化変革がクチコミにも表れている」(同)
「失敗を恐れず常に学び続ける姿勢を持つことを意味する『Growth Mindset』や、他者の成功にどれだけ貢献できたかが評価につながるといった『他者への貢献』を挙げる社員が多く、チームを率いる上でもサポートする上でも指標となっていることが見てとれる」(働きがい研究所)と評した。
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