キャリアを積んできた人でも、自分からなかなか退職を言い出せないでいる。こうした傾向は、「会社を辞めること」がいかに難しいかを示唆している。
希望者には対面でのサポートも実施しており、目の前で電話をかけてもらい、終了後にフォローアップを行う。「アルバトロス側がいる」ことは会社側には伝わらないので、本人も円満退職できるほか、会社側も本人の声を聞けることから退職代行よりもスムーズな形で退職を進められるという。
ムリサポのようなサービスは、労働市場に何らかの影響を与えるかもしれないが、谷本氏は「退職のハードルが下がることは、長期的には企業にとってもメリットがある」と語る。それはどういうことか。
従業員とじっくり会話をして、円滑な退職プロセスを踏めば、新たな人材の採用や育成に時間と費用をかけられるようになる。こうした循環が生まれれば、企業にとって悪い話ではないだろう。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
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優秀な若手がどんどん辞めていくが、「社内運動会」をやっても防げないワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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