江崎グリコは9月30日、システム障害により出荷を停止していたチルド商品について、新たに「BifiX ヨーグルト」などの出荷を11月5日から再開すると発表した。今回の出荷をもって、出荷停止となっていたチルド商品全品の出荷再開にめどがついたとしている。
対象となるのは「カルシウムと鉄分の多い低脂肪ミルク 1000ml」「BifiX ヨーグルト すっきりアロエ 330g」「おいしいカスピ海 特選生乳 100% 400g」「カフェゼリー 100g+10g」などの8商品。
同社では4月3日に実施した基幹システムの切り替えに伴い、システム障害が発生。4月14日からチルド商品の出荷を停止していた。18日に一時再開したものの、物流センターで出荷データの不整合が見つかったことなどから再停止。
商品を安定的に供給する観点から、同社は出荷再開を段階的に進めていた。6月25日からは「アーモンド効果」「グリコ牛乳」「キリン 午後の紅茶」などの出荷を再開。8月13日には「プッチンプリン」の出荷を再開していた。
江崎グリコ、純利益半減 システム障害響き「成長率の目標達成は困難」
「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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