目撃したカスハラに対し、スタッフ・店側が取っていた対応としては、「感情的にならないよう冷静に対応」(46.2%)、「ひたすら謝罪」(38.4%)、「お客さまに対して礼儀正しく対応」(23.5%)が上位に挙がった。
経験したカスハラに対して取った対応としては、「感情的にならないよう冷静に対応」(41.6%)、「他の同僚や上司の助けを求める」(27.8%)、「ひたすら謝罪」(27.2%)が上位に挙がった。
刑法上の犯罪に直接該当する「名誉棄損(名誉毀損)、暴言、侮辱」は、「目撃したカスハラ」「経験したカスハラ」の両方で26.6%に達していた。しかし「法的対応を示唆する」との対応は、目撃した場合で7.6%、経験した場合で8.1%にとどまっている。
カスハラを受けたことで、その後あった影響については、「精神的なストレスや不安が増えた」が46.3%と最多に。「仕事への意欲が低下した」(35.9%)、「カスハラに対する恐怖や不安が残った」(29.7%)、「仕事のパフォーマンスが低下した」(26.3%)が続いた。
調査は9月9〜10日にインターネット上で実施。全国の20歳以上の男女1000人から回答を得た。
大企業が相次ぎ「カスハラ対策」発表 カスハラが増えたSNS以外の2つの要因とは
ローソン、「カスハラに対する基本方針」発表 「今後の入店お断り」の対応も
ニトリが「カスハラ対策の方針」を発表 「土下座しろ!」などはNGCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング