ブレインスリープの掛け布団、冬シーズン需要に「汎用性」を強調プロダクトInsights

» 2024年11月12日 06時00分 公開
[大久保崇ITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 寝具の開発・販売などを手掛けるブレインスリープ(東京都千代田区)は、掛け布団「コンフォーター パーフェクトウォーム デュアル」を、応援購入サイトMakuakeで先行販売している。秋・冬・春シーズンをまたいで使える商品として訴求し、寒くなるに従って高まる「寝具買い替え需要」を取り込む姿勢だ。

写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ

 厳寒期は2枚重ね、春〜秋シーズンは掛け布団単体、春先の暖かい時期は毛布単体と、3通りの活用方法を訴求。1セットで1年の大部分のシーズンに対応できることから、収納スペースの節約にもつながるとしている。

「コンフォーター パーフェクトウォーム デュアル」(出所:プレスリリース)
3通りの使い方で温度調節できるとしている(出所:Makuakeプロジェクトページ、以下同)

 掛け布団には「カーボナノダウン」を採用し、一般的な粒わた(ポリエステル素材)と比べて約3倍の吸湿発熱力を持つとしている。

独自開発の素材と構造により、寒暖差が激しい環境でも対応できるという

 また、2層構造の独自3D立体キルトを採用することで、一般的な羽毛布団で起こりがちなキルト目からの熱逃げを防いでいる。

 掛け布団と毛布を簡単に着脱できる設計を採用。従来モデルで課題だった、睡眠中のずれをホックで固定することにより解決した。

 シングルからクイーンまでのサイズを用意し、カラーはストーングレーの1色展開。シングルサイズの通常価格は5万5000円。

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