次に報告だ。
連絡と異なり、報告するときは、自らが設定しなければならない。進捗はもちろん「変化」「結果」も意識することだ。上司はいつも気にしていることだろう。
「この商談はどうなってるんだ? ちゃんと進捗を報告しろよ」「あの研修は終わったのか? 終わったのならキチンと結果の報告をしなさい」と、報告を怠る部下に小言を言う。しかし報告を怠る上司も多いのだ。
「来週から4日間、組織風土診断のアンケートが始まる。必ず提出期限を守るように」
という連絡があったとしよう。それでは、こうしたときに望ましい報告とは?
「組織風土診断のアンケートを専門の企業に分析してもらっている。予想以上に時間がかかっているようだ。結果は10日後に出ると思う」
「先日行った組織風土診断のアンケートだが、結果はさらに3日ほど遅れるようだ」
これらが「進捗報告」である。報告は状況に変化があるたびにしよう。次に「結果報告」はこうだ。
「3日遅れると伝えたが、予定通りに分析結果が出るようだ。結果が出たら、全社員に開示する」
これが結果報告である。このように、報告には主に「進捗」と「結果」の報告がある。部下から上司はもちろんのこと、上司から部下に対してもまめに報告すべきである。
「あれって、どうなったんですか?」と部下から質問されるようでは、人間関係を良好に保つことはできない。
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