外資系企業における年収1000万円以上の40〜50代社員の割合は、日系企業の2.6倍──。そのような結果がエンワールド・ジャパン(東京都中央区)による調査で分かった。外資系・日系企業、それぞれの働き方と給与事情とは。
現在の仕事について、働きがいを「感じている」「どちらかといえば感じている」人の割合は、外資系企業では60%、日系企業では50%だった。
現在の勤め先において、働きやすさを「感じている」「どちらかといえば感じている」人の割合は、外資系企業では70%、日系企業では61%となった。
「働きがい」「働きやすさ」ともに、外資系企業の方が高い傾向が見られた。特に40代では差が顕著に現れ、「働きがい」は17ポイントの差(外資系企業従業員65%、日系企業従業員48%)、「働きやすさ」は17ポイントの差(外資系企業従業員75%、日系企業従業員58%)となった。
働きがいを感じるタイミングについては、「給与が上がったとき」が外資系・日系企業ともに最も多く、外資系企業従業員では43%、日系企業従業員では36%だった。その他、「目標を達成したとき」(外資系企業従業員44%、日系企業従業員30%)が上位となった。
働きやすい理由については、「自分のやり方で仕事を進められる」(外資系企業従業員53%、日系企業従業員43%)、「労働時間が適正・融通が利く」(外資系企業従業員47%、日系企業従業員38%)が、外資系・日系企業ともに上位となり、特に外資系企業において高い割合を示す結果となった。
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