親世代があげたいと思うクリスマスプレゼント、1位は「ドラえもんAIパソコン」 その理由は：プロダクトInsights

[コネムラメグミ，ITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

　日本玩具協会（東京都墨田区）と東京玩具人形協同組合（東京都台東区）は「お子さんやお孫さんに贈りたいクリスマスおもちゃ2024」の結果を発表した。1位はバンダイの「ドラえもんAIパソコン」（価格2万2000円）が選ばれた。

日本玩具協会と東京玩具人形協同組合は「お子さんやお孫さんに贈りたいクリスマスおもちゃ2024」を発表した（AC）

「お子さんやお孫さんに贈りたいクリスマスおもちゃ2024」（出所：プレスリリース）

　2位はアガツマの「きって！ほって！ぬいて！とれたてアンパンマン農園」（7678円）、３位はセガフェイブの「ePICO たいけん100エディション」（3万800円）、4位はタカラトミーの「トミカ 2つのコースをいったりきたり！ツインコースやまみちドライブ」（8800円）、5位はバンダイの「ちいかわフォン」（1万3750円）だった。

　1位の「ドラえもんAIパソコン」は、プログラミングやタイピングの機能をもつパソコン型のおもちゃだ。学習データを分析して、一人一人の最適なメニューを提案する「AI学習モード」を搭載していて、「こくご」「さんすう」「えいご」などの基礎学習を含む全10カテゴリーから3000問以上を出題できるという。

「ドラえもんAIパソコン」（出所：バンダイ公式Webサイト、以下同）

外箱

「AI学習モード」を搭載

　子どもや孫へのクリスマスプレゼントとしてそのおもちゃを選んだ理由について、1位が「子どもの好きなキャラクターだから」、2位が「子どもが欲しがったから」、3位は「子どもの成長に役立つから」だった。

子どもや孫へのクリスマスプレゼントとしてそのおもちゃを選んだ理由（出所：プレスリリース）

　投票対象となったおもちゃは、8月27日に発表された「日本おもちゃ大賞2024」において、9つの部門において大賞、または優秀賞を受賞した44点。その中から消費者が1点を選んで投票した。