洋服の青山、60周年で「ウォーリーをさがせ！」コラボネクタイ “通常見えない位置”に絵柄：プロダクトInsights（1/2 ページ）

[コネムラメグミ，ITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

　青山商事は同社の創業60周年を記念し、間違い探し絵本の「ウォーリーをさがせ！」とコラボしたオリジナルネクタイを販売している。着用時は「普通のネクタイ」に見えるが、裏側のボタンをはずさないと見えない位置に「ウォーリー」を配置。遊び心を取り入れたビジネスアイテムとして提案する。

青山商事は、間違い探し絵本の「ウォーリーをさがせ！」とコラボしたオリジナルネクタイを12月10日から販売している（写真はイメージ、提供：AC）

ネクタイ小剣（幅の細い方）の柄には「ウォーリーの落し物」が描かれている（出所：プレスリリース、以下同）

　ネクタイは全6種で、ウォーリーの世界観をネクタイの裏地で表現し、ウォーリーが電車に乗り、飛行機に乗り、途中観光を楽しんだ後、洋服の青山の店舗に足を運ぶという流れを描いている。

ネクタイの裏地でウォーリーの世界観を表現

　青色ボーダーの特別仕様となったウォーリーと、小剣（幅の細い方）の柄には「ウォーリーの落し物」が描かれている。「絵本の流れを踏襲し、話が進むにつれてウォーリーの持ち物が増えるなど、絵本のワクワクを感じられるようにした」と説明している。

裏地プリントのイラストからウォーリーと共に探すこともできる

絵本のワクワクを感じられるようにした

　ネクタイの表地は、ネイビーを基調としたシンプルな柄にし、ビジネスシーンでも身に着けやすいデザインにした。遊び心ある仕掛けを施し、ウォーリーファンや小さい子どものいる人、食事の席での小ネタなど、幅広い楽しみ方が可能な特別仕様のオリジナルネクタイとして売り出している。

幅広い楽しみ方が可能な特別仕様