こたんぽは2017年の発売以来、6回リニューアルしている。最新モデルでは、足元の部分を改良した。「冷えが気になる部分として特に多いのが足元です。足元をしっかり温められるようにするため、足先までヒーターを搭載しました」(同社広報担当者)
こたんぽの足底の部分は着たまま移動できるよう、開いて足を出せる仕様になっている。そのため、冷気が入りやすいという課題があった。そこで生地を多層構造にし、冷気が入りずらいようにしている。
広報担当者によると、こたんぽの人気は2021年頃から高まったという。「当時、高騰する電気代に頭を悩ませていた消費者から、『エアコンを使わなくてもあたたかく、節約になる』と人気を集めました」。最近ではこうした節約意識に加え、スペースの都合上こたつを置けない人や、こたつの温もりを気軽に味わいたい人からも支持を獲得。サンコーにおける、冬の定番商品へと成長したという。
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