日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
子どもの職業・社会体験施設の企画・運営を行うKCJ GROUP(東京都中央区)は、キッザニア東京に2023年10月以来2度目となる「診療所」パビリオンを期間限定で設置した。日本医師会をスポンサーに、2月21〜3月13日の間「小児科医」の体験を提供する。
今回のパビリオンでは、子どもたちは診療所で働く「小児科医」として仕事内容について学んだ後、医療人形を用いて乳児健診と予防接種の研修を体験できるという。
乳児健診体験では、乳児が順調に健康に育っているかどうか、聴診器を用いた心音の確認や大泉門(乳児の頭の上にある柔らかい部分で成長と共に自然に閉じていく)の確認などを行える。予防接種体験では、小児科医役と保護者役に分かれ、問診票を確認し、ワクチン接種が可能か診断した後、予防接種を行う。
対象年齢は 3〜15歳、定員は各回4人まで、所要時間は約30分で給料として10キッゾと専用の医師資格証を提供する。期間中は予防接種に関するクイズラリーや、「観光バス」と「おしごと相談センター」の2つのパビリオンで「診療所」を紹介する限定アクティビティも実施する予定だ。
KCJ GROUPと日本医師会は、「全国規模でインフルエンザが大流行し、発症予防や感染後の重症化防止のためにも予防接種が重要であることが再認識されている。本パビリオンでの体験を通じて子どもたちが、正しい医療行為や予防接種の効果を学び、健康に対する意識を高める機会を得ることを期待している」と話した。
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