日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ワークマンのスーツとしても作業服としても着用できる「ワークスーツ」が好調だ。ワークマン初のビジネススーツとして2021年12月に発売したところ、上下合わせて5400円という安さと機能性が支持され、累計の販売数は45万着を突破した。開発の経緯について、ワークマン広報部の松重尚志氏に話を聞いた。
ワークスーツは、ジャケット1種類とパンツ2種類の計3アイテムだ。全てのアイテムに帝人フロンティアの機能繊維「ソロテックス」を使用している。そのため、ストレッチがきいて動きやすい上、耐久撥水性を備えている。
「ソロテックス使用2WAYワークスーツジャケット」(メーカー希望小売価格2900円)のサイズはS、M、L、LL、3Lの5種類で、カラーはブラック、ネイビー、ミックスグレーの3色を用意した。取り外し可能なフードが付いているので、シーンに合わせて2つのスタイルで着ることができる。右側のポケットの内側には、小物を収納できるギミックポケットを搭載している。
「ソロテックス使用2WAYワークスーツスラックス」(同2500円)はS、M、L、LL、3L、4Lの6サイズ展開。カラーはブラック、ネイビー、ミックスグレーの3色を用意した。パンツ正面に向かって右後ろには、大容量のギミックポケットを搭載。工具などを収納することができる。
「ソロテックス使用2WAYワークスーツジョガーパンツ」(同2500円)のサイズはS、M、L、LL、3L、4Lの6種類で、カラーはブラック、ネイビーの2色を用意した。足首の裾は絞ることができ、シーンに応じてスラックススタイルとジョガースタイルを選べる。
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