セブン-イレブンのPB「チョコっとグミ シャインマスカット味」(149円)が好調だ。売り上げは、この半年で10倍以上に伸長。追い風になっているのが、中国・韓国・台湾からのインバウンド需要だ。
外国人観光客の増加に伴い、日本のコンビニへの関心も高まっている。では、どんな商品が人気を集めているのか。
チョコっとグミは、果汁入りのグミをチョコレートで包んだシリーズ。2023年3月の発売以降、1年で累計500万個以上を売り上げた人気商品だ。現在はシャインマスカット味のほか、マンゴー味(149円)、ストロベリー味(192円)を展開している。
なぜ、外国人観光客から注目を集めているのか。セブン&アイHDの広報担当者は「東アジアにおいて、シャインマスカットの人気が高まっていること」を理由に挙げる。お土産として購入したり、SNSで投稿したりすることで、海外での知名度が上がったようだ。「シャインマスカットのおいしさが味わえる、日本のセブン-イレブンならではのお菓子として楽しまれているようです」(広報担当者)
日本食人気の高まりからお土産として好評なのが、セブンプレミアムの「本わさび」(138円)だ。特に韓国からの訪日客に人気で、「韓国では『粉わさび』が主流なので、『練りわさび』は日本ならでは」との声もあるという。韓国の人からは「超特撰吟作り醤油たれ串団子 3本入り」(127円)も人気とのことで、「韓国にも餅(トック)があり親近感があるが、甘じょっぱいたれを合わせたものはない」との反響を得ているそうだ。
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