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パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は、20〜59歳のビジネスパーソン1万5000人を対象に、2024年の職種別「平均残業時間」を調査した。2024年4〜6月の平均残業時間は1カ月当たり21.0時間となり、前回調査より0.9時間減少した。特に残業が多かった職種は? TOP20を紹介する。
2019年からの6年間の平均残業時間の推移を見ると、2019年は24.9時間、2020年は20.6時間、2021年は20.8時間と年々減少した。コロナ禍で停滞していた経済活動の回復を受けて2022年には22.2時間へと増えたものの、2023年、2024年には、2年連続で再び減少へと転じた。
残業時間の多い職種1位は「インフラコンサルタント」(1カ月当たりの平均残業時間:39.4時間)で、前回の24.6時間から14.8時間増加した。2位は「設計監理/コンストラクションマネジメント」(同31.6時間)と続いた。
「プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web/映像関連)」は、前回の42.2時間から10.9時間減少したものの、順位は3位となった。また、4位の「専門商社の営業」(同31.2時間)や7位の「広告営業」(29.9時間)など、20位以内に「営業」が5職種ランクインし、職種分類別で最多となった。
同社は「残業時間が40時間以上の職種がなくなったほか、30時間以上の職種は前回の7職種から6職種に減少した。前回と比較すると、残業時間の多い職種においても、全体の平均残業時間と同様に残業の水準は減少傾向がみられた」とコメントした。
残業時間の少ない職種1位は「医療事務」(10.3時間)で、前回の12.0時間から1.7時間減少した。2位は「貿易事務」(11.1時間)、3位「臨床開発関連」(11.7時間)という結果に。
前回1位だった「一般事務」は、前回の10.6時間から4.6時間増の15.2時間となり、今回は11位となった。
調査は2024年8月5〜13日、インターネットで実施した。調査対象は20〜59歳の正社員男女、1万5000件。
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