バルミューダの「高級ホットプレート」なぜ人気? 発売1年で4万5000台突破のワケ(3/5 ページ)

» 2025年02月13日 06時00分 公開

家庭で「ライブキッチン」を味わえるデザイン

 デザイン面では、ユーザーが料理を楽しむ体験価値を重視し、「ホットプレートが食卓のステージになる」というコンセプトのもとで、プレートのフチをなくすデザインを採用した。その結果、薄い食材でも横から調理しやすくなるなど、想定外のメリットも生まれた。

photo プレートにフチがないデザインを採用

 さらに、ステンレス製で頑丈なことから、付属の金属ヘラやナイフをプレート上で使用できるため、鉄板焼き専門店のような調理も可能となった。

 デザインの狙いについて、同社ブランドマーケティング部長の秦泉寺(じんぜんじ)里美氏は、「作る人が主役になれるような製品を目指した」と語る。

photo 金属ヘラやナイフを使用できる

 フチをなくしたことで油ハネを心配する声もあるが、同社の検証によるとフチの有無による大きな差は見られなかったという。

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