デザイン面では、ユーザーが料理を楽しむ体験価値を重視し、「ホットプレートが食卓のステージになる」というコンセプトのもとで、プレートのフチをなくすデザインを採用した。その結果、薄い食材でも横から調理しやすくなるなど、想定外のメリットも生まれた。
さらに、ステンレス製で頑丈なことから、付属の金属ヘラやナイフをプレート上で使用できるため、鉄板焼き専門店のような調理も可能となった。
デザインの狙いについて、同社ブランドマーケティング部長の秦泉寺(じんぜんじ)里美氏は、「作る人が主役になれるような製品を目指した」と語る。
フチをなくしたことで油ハネを心配する声もあるが、同社の検証によるとフチの有無による大きな差は見られなかったという。
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