2月13日は「NISA(ニーサ)の日」。2024年1月1日に新NISAがスタートしてから1年が経過した。成長投資枠は240万円、つみたて投資枠は120万円に上限が引き上げられたが、人々の1カ月あたりの積立金額はどれくらいなのか――。マネックス証券(東京都港区)が、同社の口座保有者を対象に調査し、5303人から回答を得た。
NISA口座数は、2024年1月時点の45.3万口座から、12月には53万口座へと増加。そのうち稼働口座数の割合は、同年1月時点では49%であったが、12月には68%に上昇。口座数の増加に伴い、稼働口座の割合も拡大していることが明らかになった。
NISA口座の利用内訳は「枠併用」と回答した割合は38%となり、同年1月時点と比較すると、両方の枠を利用している人は19ポイント増加した。
成長投資枠を利用している人のうち、年間の上限額240万円に近い200万円以上を既に使っている人は47%だった。
成長投資枠の購入商品について、最も多かったのは「日本株」で59%に上った。次に「投資信託」(35.9%)が続いた。日経平均株価が上昇し、日本株の相場が活況だったこともあり、日本株のNISA口座での買付が好調だったことがうかがえる。
つみたて投資枠での積立金額は、最も多かったのは「10万円」で18%に上った。次に「1万円台」「3万円台」が16%で続いた。全体で見ると、ボーナス設定などを含め、つみたて投資枠をフルで利用している人は2割以上を占めた。また、旧NISAでのつみたてNISAの上限(3万3333円/月)に近い金額設定のまま、金額変更せず地道に積み立てている人も一定数いると考えられる。
調査は1月30日〜2月3日に実施した。
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