少子高齢化に伴う人手不足が深刻化し、特にデジタル人材の採用が困難な状況が続いている。こうした中、プログラマーにとって必須スキルであるプログラミング言語の利用・習得状況はいかに変化しているのか。業務でよく使うプログラミング言語とは。反対に、最近使う機会が減ったプログラミング言語とは――。企業のDX推進などを手掛けるアクセラリージェンシー(東京都渋谷区)が調査した。
業務で使用する頻度の高いプログラミング言語について、最も多かったのは「Java」で21.6%だった。その他「C++」(20.2%)、「Python」(20.2%)、「JavaScript」(16.9%)、「C#」(16.4%)が上位にランクインした。
男性の1位は「C++」で21.6%、女性の1位は「Java」で26.5%だった。「Java」「Python」「C++」「C#」「JavaScript」は全世代でよく使われている様子が明らかになった。
反対に、この1年で使用することが少なくなってきたと感じるプログラミング言語は「C++」が最も多く15.0%。その後「C#」(14.6%)、「Java」(13.6%)と続いた。一方で「Python」とした人は10.8%にとどまった。
「LINQ」については、男性の回答率が4.1%だった一方、女性では17.6%と最も多い回答となり、男女で対照的な結果となった。世代別に見ると、20代では「C#」「Python」、30代では「SQL」、40代は「JavaScript」が最も多い回答となった。
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