「1900円で売ることも考えたが、それでは他社に追い付かれてしまう。1500円なら他社がどう逆立ちしてもまねできないと考えた」――ワークマンの土屋哲雄専務は2月20日に開かれた発表会で、新商品「万能パンツ」の価格への自信をこう語った。
ワークマンは女性向けに特化していたブランド「#ワークマン女子」を「Workman colors」に段階的に改装し、男性向けベーシックアイテムや子ども向けアイテムに注力する。ワークマンが得意としてきた機能性は重視しつつ、トレンドを捉えた低価格の商品ラインアップを充実させるという。
#ワークマン女子はこれまでターゲットとしていなかった女性客を取り込むことについては「絶大な効果」(同社)があったというが、代わりに男性客を遠ざけてしまっていた。Workman colorsに改装するにあたって、ベーシックな男性普段着市場に本格的に参入し、女性/男性製品の品ぞろえの比率もほぼ1:1にするという。
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