ソシキノカベ虫は「生産」と「販売」という組織の間に特に多く発生することが広く知られているが、理由はいまだ解明されていない。「組織の壁」を壊そうと「生販会議」のようなものが立ち上がると暴れ出す。
「生販会議」で火花が出るような対立が観察されない場合、さらに深刻な状況であることが多い。
なぜならソシキノカベ虫は「会議中は何を言っても無駄」ということを学習し、「生販会議」に対する耐性を備え、会議中はじっと静かに潜む代わり、日常あちこちで火花を散らす対立を引き起こしていることが多々あるからだ。
トップが「組織の壁を壊せ!」と号令を出したり、「全体最適で仕事をしよう!」とスローガンを掲げたりしても、ソシキノカベ虫には全く効力がない。
そういった号令やスローガンは、ソシキノカベ虫が発生していることを社内外に広くアピールするだけだ。
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