家庭とも職場とも異なる第3の場所(サードプレース)の重要性が叫ばれるようになって久しい。「社会人サークル」もその一つと言える。マーケティングリサーチを手掛けるクロス・マーケティング(東京都新宿区)は、全国の社会人男女1100人を対象に、「社会人サークルに関する調査」を実施した。参加経験のある人は、どのような活動に、何を求めて参加しているのか。
社会人サークルへの参加経験がある人は17.9%。現在参加している人は7.9%だった。60代で「現在参加」が1割を超え、他年代と比べ高くなった。40〜50代は「興味がない」が約7割に上った。
参加経験のある社会人サークルの種類は、男性は「2人以上で行うスポーツ系」「1人で行うスポーツ系」など体を動かすものが上位に、女性は「言語・国際交流系」「室内趣味系」などが上位となった。
社会人サークル活動の良い点・期待することは、「友人・知人ができる」「趣味を共有できる」「新しい経験ができる」がトップ3となった。
一方で、不満・不安に思うことは「サークル内の人間関係」「スケジュール調整などのわずらわしさ」「会費や活動費などの金銭的負担」が上位となった。
社会人サークルで楽しかった経験は、異業種・異世代との交友関係が広がったことや、新たな知識・スキルが身についたこと、などといった意見が挙がった。
調査は2月21〜23日、全国の20〜69歳の男女を対象にインターネットで実施した。
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