人事担当者や現場の社員の本音を「聞きたい」と考えている2026年卒の学生は9割超――学情がそんな調査結果を発表した。採用フローにおいて、就活生はどのようなコミュニケーションを人事担当者に求めているのか。
採用において、人事担当者が「本音で話してくれていると感じる」とした学生は13.8%に。「どちらかといえば本音で話してくれていると感じる」(23.1%)を合わせると、約4割に上っている。
一方で、「本音で話してくれていないと感じる」「どちらかといえば本音で話してくれていないと感じる」と回答した学生も約3割に上った。
学生からは、「学生の志望度を上げるために、良い面にフォーカスして話すのは仕方ないと思う」「ある程度、建前でのコミュニケーションになるのは当たり前のことだと思う」「型通りではなく、自分の言葉で話してくれる人事担当者に魅力を感じる」といった声が寄せられている。
人事担当者や現場の社員の本音については、「聞きたい」とした学生が73.6%という結果に。「どちらかといえば本音を聞きたい」(19.3%)を合わせると、9割以上に上っている。
学生からは、「人事担当者の個人的な思いや考えも聞きたい」「早い段階で本音を聞いておくことで、入社後のミスマッチを防げると思う」「自分が就職したときのイメージがさらに湧くと思う」「面接後のフィードバックなどは、たとえ厳しい内容であってもはっきりと伝えてもらい、改善につなげたい」といった声が上がった。
調査は1月31日〜2月13日、就職サイト「Re就活キャンパス」への来訪者を対象に実施。363件の回答を得た。
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