メタボな話し方をする上司には、ある共通点がある。それが以下の3つだ。
まず、準備不足の上司は何を伝えたいのかが自分自身でも整理できていない。なので、思い付くままに話してしまう。結果として話が冗長になり、肝心の要点が埋もれてしまうのだ。
これは意外にも、権威性が高い人に多い。周りから「分かりづらい」「何を言っているか分かりづらい」と指摘されないからだ。だから社長に
「それでは、伝わりませんよ」
遠慮なしに言える私のようなコンサルタントが必要なのだ。
次に、構造化できていない上司は、話の筋道が不明確になりやすい。建物で例えるとこうなる。「今は柱の話をしているのか? 基礎の話なのか? それとも壁の話なのか?」
構造を意識せずに話をする人は、何が意見で主張で提案で根拠で事例なのか、まるで分からない。話を聞かされる新人は「この話はどのような“建物”になるのか」がまるで理解できず、迷子になる。
そして最も重要なのが、相手視点の欠如である。とくにタイパを重視する若手社員ほど、長々とした説明や回りくどい指示にいら立ちを覚えやすい。
私はYouTubeを6年以上やっているから分かる。注意がそれないような編集をしないと、中高年でさえ2分も3分も集中して動画を見ることができないのだ。YouTubeのコンサルタントもそのように分析している。従って新人と話をする際は「どれだけ相手の興味を引くか」を意識した準備が不可欠だ。
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