実は数年前まで、叱ることは重要だと考えていました。そんな私が、部下を叱らずに「あと少し」と鼓舞し、褒め、対話し、目標を高く設定し、成長を促すことができたのです。その時は大きな喜びを感じたことを覚えています。
また、モチベーションが低く、仕事に迷いを抱えている営業メンバーがいました。その社員は、あることをきっかけに結果を出し始めます。
それは、店長に任命されたことでした。個人の限界を超えるため、チームで売上を上げる仕組みを作り、店長には部下の育成に注力させました。自ら営業せずとも、部下を育成すれば、個人の能力をはるかに超えるレバレッジ効果を生み出すことができます。店長は、部下の育成に注力することで、結果的に自身の負担を軽減できるようにもなります。
では、「叱られない時代」に若い人たちはどうやって成長すればいいのでしょうか。
新入社員には、褒められても常に改善点を考え続け、自分から上司に聞きに行くようアドバイスしています。以前は「忙しいから自分で考えろ!」なんて言われていたのに、いまの時代は本当に親切に教えてくれます。
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