タイムボクシングは、先送りする心理を以下の3つの点から克服する効果があった。
「この仕事を終わらせなければ」というプレッシャーではなく、「今の時間はこの仕事に集中する」という心理的負担の少ない形で取り組めるようになった。
タイムボックスごとに区切ることで、小さな達成感を得られ、モチベーションが維持できるようになった。若手社員は「一時間やり切った」という小さな成功体験を積み重ねることができた。
若手社員は「この時間で出来る最大限のことをやろう」という意識に変わり、完璧主義から脱却。8割の完成度で提出し、後から調整する習慣が身についた。
たった2週間でこのような変化が見られ、上司は驚いた。最も驚いたのは若手社員自身だった。
「時間を区切ることで集中できるようになったんです。何より、前は仕事が終わらず残業ばかりでしたが、今は定時に帰れるようになりました」
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
新入社員「Web会議でカメラオンにする必要なくないですか?」 上司のあなたはどう答える?
部下から「給料を上げてください」と言われたら、上司のあなたはどう返す?
「お前はどうしたい?」しか言わない上司の自己満足 「考えさせる風」コミュニケーションが招く悲劇
部下が相談する気をなくす、上司の無神経な「たった一言」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング