さて、いよいよAIの力が特に生きる「(4)企業理念の理解、顧客理解、部署の特性の理解にもとづき、MVVの案を複数作成する」という段階です。
#指示
#制約条件
#企業理念
前ページ同様
#顧客
#チームの概要
思い出のデジタル化のリーディングカンパニー:思い出をデジタル化する技術とサービスにおいて、業界をリードする存在となる。
#出力形式
上記のプロンプトのポイントは、これはチーム理念なので、「#企業理念 と似たものにしないでください」いった制約条件を与えて、ぼんやりとしたものになることを回避することです。
MISSION:顧客の価値を最大化し、感動的な体験を届ける。
VISION:思い出を活用した企業の成長を支援し、感動の輪を広げる。
VALUE:
Customer Commitment(顧客中心):顧客の声に耳を傾け、共に価値を創造する。
Team Collaboration(協働):コミュニケーションを大切にし、一丸となって目標を達成する。
Innovative Spirit(革新の精神):変化を恐れず、新たな価値を創り出す。
MISSION:人々の思い出に新たな価値を提供することで、顧客との絆を強化する。
VISION:企業と顧客が共に感動を分かち合い、豊かな未来を築く。
VALUE:
Empathy-Driven(共感重視):顧客の感情に寄り添い、期待を超える価値を提供する。
Creative Thinking(創造力):顧客の課題に対して柔軟で革新的なアプローチを追求する。
Excellence in Service(卓越したサービス):常に質の高いサービスを提供し、信頼を築く。
顧客との接点を持つ営業部であることを意識した営業部ならではのチーム理念が出てきました。これをもとに、次の「(5)それらの案を比較検討しながらブラッシュアップしていく」という段階に進みましょう。
理念というのは重要なものですから、AIにすべて任せるわけにはいかないものです。しかしこれまでご紹介してきたように、うまく取り入れることで、思考時間を短縮し、本質的な対話や議論に集中できるようにしてくれるのです。
株式会社ノースサンド執行役員。ITコンサルティング業界で20年以上の経験を持ち、アプリケーション開発からITインフラ構築、プロジェクトマネジメントまで幅広い分野で活動。PMP資格保有者として10年以上にわたり1000人以上の受講生にプロジェクトマネジメント研修を実施。2022年『ストーリーでつかむ!プロジェクトマネジメントの原則』(クロスメディア・パブリッシング)を出版。
直近は、製造業や製薬業界のDXプロジェクトを支援する一方、AI技術の実務応用にも注力。AIを用いた「思考のレバレッジ化」の実践者として、2024年に『「AI思考」は武器になる』(クロスメディア・パブリッシング)を上梓し、技術進化に左右されないAIリテラシーの重要性を提唱している。趣味はスパルタンレースで、トライフェクタ達成の経験を持つ。
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