有限会社金森マーケティング事務所 マーケティングコンサルタント・講師
金沢工業大学KIT虎ノ門大学院、グロービス経営大学院大学の客員准教授を歴任。
2005年より青山学院大学経済学部非常勤講師。
ゲーム業界のみならず、エンターテインメント業界全体が固唾(かたず)を飲んで見守る、任天堂の次世代ゲーム機、通称「Switch2」の動向。現行機Nintendo Switchが驚異的な成功を収めた後だけに、その後継機がどのような姿で現れ、そして任天堂がどのような戦略を描いているのか、注目が集まるのは当然のことだ。
特に興味深いのは、Switch2の登場に合わせて、任天堂が過去の膨大なIP(知的財産)資産をどのように活用しようとしているかという点である。報道によれば、任天堂は本体だけでなく、関連会社のリソースまで動員し、過去タイトルの動作検証に力を入れているという。すでに「リズム天国」や「トモダチコレクション」といった、DSやWii U世代で人気を博したIPの復活がうわさされており、ファンの期待は高まる一方だ。
この任天堂の「レガシーIP戦略」とも呼べる動きを、マーケティングの視点から深掘りしてみたところ、単なる過去作の移植やリメイクにとどまらない、任天堂ならではの緻密な戦略が見えてきた。
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