一方、男女間の待遇満足度の差を若手層と中堅層で比べた時にギャップの大きかった企業30社の傾向をみると、最も多かったのはメーカーで11社を占めた。
メーカーの社員からは「女性は『育休で休んでいたから』という理由をつけ易いので昇格を後回しにされた」(営業、女性)、「残業が多く、働きながら結婚生活を続けるのは至難の業。上司は家庭の事情で早く帰る人のことを個人の都合だと言って評価を悪くする」(研究職、女性)、「女性は多いが管理職はかなり少ない。昔ながらの男性社会の影響は大きく残っている環境」(技術、女性)といった声があった。
調査対象は転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」に投稿された正社員による会社評価レポートで、25〜30歳の若手層のデータは20万2119件、31〜49歳の中堅層のデータは21万6050件だった。
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