会社を辞めたいと思うのは、どんなときか。就職・転職口コミサイトを運営するオープンワーク(東京都渋谷区)が調査したところ、「成長やキャリアパスが見えにくいとき」(24.8%)と答えた人が最も多く、以下「給与・評価に納得できなかったとき」(22.1%)、「上司や同僚との人間関係が悪いとき」(14.9%)と続いた。
このほか「会社・経営陣の方向性に共感できないとき」(13.6%)、「意味のない仕事や会議が多いとき」(7.6%)、「人手不足で余裕がないとき」(6.6%)などもランクインした。
技術進化や社会の変化が激しい中で、明確な答えや展望がないことが離職を決断する大きな理由となることがうかがえた。
年代別に見ると、20〜40代では「成長機会やキャリアパスが見えにくいとき」「給与・評価に納得できなかったとき」が上位を占めた。
一方、50代以降では「上司や同僚との人間関係が悪いとき」(22.0%)が最多となり、「給与・評価に納得できなかったとき」「会社・経営陣の方向性に共感できないとき」(いずれも20.3%)と続いた。
この結果を受け、オープンワークは「苦悩や葛藤に寄り添うことはもちろん、従来よりも長期的なキャリア形成が求められ、変化の過渡期にある50代社員に『できることがまだある』と実感してもらえる場づくりなどが必要だ」と分析した。
調査は、働く男女543人を対象にインターネットで実施した。調査期間は、4月28日〜5月12日。
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