企業は副業・フリーランス人材にどのような業務を依頼しているのか。パーソルキャリア(東京都港区)が運営する、プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」が調査を実施した。
依頼している業務を階層別にみると、ハイクラス層では「業務プロセスの改善・効率化」「社内のデジタル化・IT化」「新規事業創出・推進」が上位を占めた。メンバークラス層の1位は「営業」で、以下「社内のデジタル化・IT化」「製造」と続いた。
副業・フリーランス人材を活用していない理由として、「費用が高い(高そう)」「現場での活用イメージがわかない・どのようなケースに適しているのか分からない」「副業・フリーランス人材に業務委託するメリットが分からない」といった意見が多くみられた。活用している企業でも「求める人材要件が現場とすり合わない」「社内の協力が得にくい。連携がうまくいかない」といった課題があった。
副業・フリーランスとして活動している人の主な目的は、「生活費を稼ぐ」や「自由に使えるお金を稼ぐ」など収入面が上位を占めた。一方、ハイクラス層では「自身の経験・スキルの専門性をさらに高める」や「希望の報酬で働く自由を得る」といった目的も多く見られた。
調査は1月14〜21日、インターネットで実施した。
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「社員が副業をする」と言ってきた メリットは3つ、デメリットは2つCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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