NISA口座の利用が広がる中、ユーザー満足度が最も高い金融機関はどこか。オリコン(東京都港区)のグループ会社であるoricon MEが、「NISA 証券会社/銀行」の顧客満足度調査を実施した。
満足度の高い「NISA 証券会社」ランキングの1位は「楽天証券」(70.1点)となった。楽天証券は2年連続の満足度総合1位に。また、評価項目別ランキングでは、「運用のしやすさ」「ポイントのたまりやすさ」「情報提供」の3項目で2年連続の1位となった。
中でも、「投資商品の検索のしやすさ」「決済方法の豊富さ」などを評価した「運用のしやすさ」では73.5点の高評価を獲得した。部門別ランキングでは、レベル別「投資初心者」部門で2年連続1位の他、年代別「20代」「30代」「60代以上」、取引方法別「ネット取引」部門、初発表の利用形態別「スマホサイト」「スマホアプリ」部門でも1位となった。
楽天証券を利用している人からは、「楽天銀行残高と資産運用の額が合わせて出るので分かりやすい」(30代男性)、「NISA専用ページがあり、運用できる残り枠が一目で分かる」(50代男性)といったコメントが寄せられた。
総合2位には「SBI証券」が69.9点でランクイン。評価項目別ランキングでは、「投資できる商品の豊富さ」などを評価した「取扱商品」で2年連続1位の評価を獲得。部門別ランキングでは、年代別「40代」「50代」、利用形態別「PC」部門で1位となった。
総合3位は「松井証券」が総合69.5点でランクイン。評価項目別ランキングでは、「動画・セミナー・Q&Aコンテンツのわかりやすさ」「問い合わせの際の担当者の対応力」などを評価した「サポート体制」、「Webサイト・取引ツールのメンテナンス頻度」などを評価した「システム・セキュリティ」において1位となった。
満足度の高い「NISA 銀行」ランキングの1位は、「三菱UFJ銀行」(66.2点)となった。評価項目別ランキングでは、「投資商品の注文のしやすさ」「Webサイトや・取引ツールの使いやすさ」などを評価した「運用のしやすさ」で2年連続の1位を獲得した。
部門別ランキングでは、年代別「50代」部門、取引方法別「ネット取引」部門、初発表の利用形態別「スマホアプリ」部門でも1位となった。
三菱UFJ銀行を利用している人からは、「メインバンクでNISA口座を開設したので資産管理がしやすい」(40代男性)、「預金などを含む財産管理の一元化ができた」(40代男性)といったコメントが寄せられた。
総合2位には、66.1点を獲得した「三井住友銀行」がランクイン。評価項目別ランキングでは、「サポート体制」「システム・セキュリティ」において1位の評価を得た。部門別ランキングでは、取引方法別「対面取引」部門、初発表の利用形態別「PC」部門において1位となった。
総合3位には、「三井住友信託銀行」(66.0点)がランクイン。評価項目別ランキングでは、「商品情報ほか提供情報のわかりやすさ」などを評価した「情報提供」において2年連続の1位に。部門別ランキングでは、年代別「60代以上」部門において1位を獲得した。
満足度の高い「NISA 証券会社」ランキングの調査は3月13日〜4月4日に実施。全国18〜74歳の男女3976人から回答を得た。満足度の高い「NISA 銀行」ランキングの調査は3月13日〜4月4日に実施。全国18〜74歳の男女3186人から回答を得た。
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