リスキリングの必要性が叫ばれる中、実際に勉強している社会人はどれくらいか。消費者リサーチ関連事業を手掛けるBELLOWL(東京都中央区)が調査を実施した。
就業時間以外、もしくは休みの日に実施していることのうち、「勉強」は16.7%という結果に。勉強している社会人は6人に1人にとどまった。勉強時間が週に1時間未満か、全く勉強をしていない人は86.8%を占めた。
勉強に割いている時間を役職別に見ると、「1時間未満」と回答した割合は「経営者・役職クラス」(85.6%)、「中間管理職クラス」(86.3%)、「主任・一般社員クラス」(88.8%)となった。役員や中間管理職に比べ、一般社員の方が勉強していないことが分かった。
調査は2024年3月4〜8日、インターネットで実施した。対象者は「経営者・役員」「中間管理職(課長・部長)」「主任・一般社員」を100人ずつ、計1200人。
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大人の学びで重要なのは「必然性」と「即時性」 押さえておくべき4つのステップCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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