クレーンゲームの設置は、来店動機の創出にもつながったようだ。買い合わせ効果の詳細な分析は難しいと前置きしつつ、同社の広報担当者は「クレーンゲームを目的に来店した客が、買い物もしていくケースが多い」と説明する。
コンビニ事業において重要な「ついで買い」を促す新たな要素として、クレーンゲームが機能していることがうかがえる。
今後の課題は「ローソンらしさ」を展開していくことだ。現在は月1回のペースで景品を入れ替えているが、プライズメーカーが製造する一般的なアイテムが中心となっており、ゲームセンターで手に入るものと大きな違いがない。継続的な利用を促すためにも独自性を打ち出す必要がある。
そこで、同社はオリジナル景品の導入も検討している。ローソンでしか入手できない限定景品を定期的に提供できれば、リピーターの確保につながり、継続的な集客効果が期待できるという考えだ。
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