新卒社員が4月に入社して、もうすぐ半年。本配属からしばらくたち、職場に慣れてきた人もいる一方で、入社前と現実とのギャップに悩む人が増える時期でもあります。
新卒社員の離職は、各社が頭を悩ませる問題です。実際、2021年卒の就職後3年以内の離職率は34.9%(※1)と、過去10年間で最高となりました。会社を辞める理由はさまざまですが、2023年に転職した約540万人を対象に行った厚生労働省の調査によると、離職理由のトップは男女ともに「職場の人間関係」となっており(※2)、社員の定着を左右する重要な要素であると考えられます。
本記事では、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」に寄せられた新卒社員の回答を分析。職場のチームワークを表す「社員の相互尊重」スコア(5点満点)が高い企業の特徴を探るとともに、新卒社員が求めるチームワークのあり方や、職場ができる対策について考えます。
(※1)厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」
(※2)厚生労働省「令和5年雇用動向調査」
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