2021年から展開するファミマのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」。コンセプトは「いい素材、いい技術、いいデザイン。」で、国内外で活躍するファッションデザイナーの落合宏理氏と共同開発している。
「『コンビニエンスウェア』は、下着などの緊急需要ではなく、コンビニで衣料品を買う文化を作ることを目標に掲げて開発に取り組んでいます。コンビニの衣料品ながら全身のトータルコーディネートがそろうのは、当社ならではかなと。2023年度の売上高は100億円を突破し、毎年30%ずつ成長しています」
ブランド立ち上げ以降、店頭には常時約100商品を取りそろえる(カラー展開も含む)。手頃な価格帯ながら素材やデザインにこだわり、SNSで話題のファミマカラーのソックスや累計販売数1000万枚を突破したタオル類など、多くのヒット商品を輩出している。約2週間から1カ月に1回のペースで新商品を発売するスピーディーな展開も、話題を呼ぶ理由となっている。
ブランド誕生前は、コンビニの衣料品は主に40〜50代のビジネスパーソンが出張時に下着や靴下を買う需要が中心だった。だが、近年は10〜20代の若年層が衣料品を目当てに来店することが増えたという。
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「寄せて上げて」はもう古い? ユニクロやファミマが変える“下着の常識”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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