シニアジョブに掲載の求人で平均日給が高い職種は、1位「施設警備」(平均日給1万1000円)、2位「運送現場作業員」(同1万円)、3位「交通誘導警備」(同9600円)だった。なお、給与が年収で提示され、平均値が算出された職種はこの3つのみだった。
交通誘導警備は屋外で立ち仕事が多いことから、施設警備のほうが人気が高く、給与も高めに設定されている傾向がある。施設警備は仕事内容の範囲が広く、交通誘導警備より求人数が少ないため、倍率が高い傾向にあるという。
平均時給が高い職種も、平均年収ランキング同様、トップ10のほとんどは建設系と医療系の専門職が占めている。正社員やフルタイム以外の働き方も選べるため、自身の都合に合わせた柔軟な働き方を希望するシニアに人気が高いという。
5位の「塾講師・家庭教師」は、ホワイトカラー出身のシニアがこれまで培った知識や学歴を生かせるイメージがあり、人気の職種となっている。ただ、求人数は少なく、採用されにくいという傾向がある。
10位の「コンビニ・スーパースタッフ」は、大手傘下であることが多く、比較的賃上げが進みやすいため、「イメージ以上に時給が高い」という。
調査は8月25日時点で、シニアジョブに掲載されていた全国の求人約6万4900件を対象に、職種ごとの平均給与を集計した。
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